貴方を思い出すと私は哀しい

呉西しの さんが、綴ったり綴らなかったり。ノベルとか小説とか書いています。御用の方はonisisino@gmail.com まで。HP: http://onisisino.xyz

独り言

 

三月末に応募する作品を執筆し

迷走している独り言。

ただのひとりごとです。

 

 

 読むのと書くのは違うのだ。

 読んだとき、あーだこーだ言えるのはそこに作品があるからで、実際に一から書き始めると完璧な作品を作るのは難しい。少なくとも若輩者の私では。

 

 三月末のホワイトハート新人賞に応募予定だけれど、間に合うかどうか不明である。いや、間に合うのだけど、自分が予定していた進み具合ではない。しっかりとプロットは練っているつもりだが、執筆中に「キャラのパンチが薄いのでは?」「心情描写が薄いのでは?」「プロットでは違和感なかったけどこの構成は読みにくいのでは?」と手が止まる。いやいやそんなことで悩むより「とにかく完成させなきゃいけない」とまた手を進める。そんな毎日。

 

 ふと、自分が読み手の時、気をつけて読む点はなんだろうと考えた。

 冒頭の入りやすさ。目がすべらないこと。あとは、想像しやすさだろうか。

 学生の頃はとにかく古くて難しい本、描写が美しいものが好きだったけれど、今では心身ともに疲れていることが多いので読みやすく想像しやすい本が凄く好きだ。本を読み始めたときは、ワクワクする本が好きだった。

 そう思うと、年々趣味趣向が変わっているんだなぁと思う。

 

 どんな小説でも構成でも好きでいてくれる人は世界中を探せばいる。多分、書き方に正解なんてないと思うし、それこそ私のように年々趣向が変わる人もいるだろう。だから、本当は気にしすぎるのは良くないのだと思う。完成させなければ、嫌いだといってくれる人さえできないのだから。

 

 

 でも、やっぱり、妥協はできないよなぁ……。

 

 

 

余談

 十九歳の時「星のおうじさま」を買った。

 相当その時はすれていて「こんな綺麗事ばっかり言いやがって!」とキレたことを覚えている。(そんなこと言いながら一言一句大事に読んだ)

 二十一歳を過ぎて、少し落ち着いてきた時、もう一度「星のおうじさま」を読んだ。キツネの言葉に涙した。別に本の内容が変わったわけではない。

 本の虫にも、虫の居所があるのかもしれない。