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雑記 どろどろに溶けていく

雑記です

垂れ流しです

 

 

 

先日、学生の時に好きだった作家先生の短編をオンライン上で読んだ。

まったく、泣く話ではないけれど文体が懐かしくて涙がこぼれた。

内容も「ああ、これこれ」と言う感じ。

特質して上手い表現があるわけではない。

普通のことを、普通に表現している。

学生の時には気づかなかった。

読みやすく、躓かない文章こそ本当の上手いなんだと今になって気づく。

自分より、頭一個どころじゃない。雲さえ突き抜けて、はるか頭上にいる存在。

内容は、流行り物だった。

またこれも、山場が小さくも感じたが、なぜだか読むのが止まらなかった。

 

ショックだった。

自分というものが、ちっぽけに思う。

 

 

別の日。

自分に足りないものは文章力だと思い、通信制の小説講座を探す。

残された時間は少ない。

やれることは全部やるしかない。

だけど、よくよく調べると各講座に疑問を覚え、保留とした。

疑問についてはちょっと述べられない。

また、自分がいる今の環境を考えるとこのままのほうがいいと思いとどまってしまった。

じゃあ、結局現状維持か……。

そうなってしまうのが惜しくて、国語のドリルを買った。

あと文庫本を二冊。

 

 

昨日の夜。

ドリルを二ページする。

パラパラとめくるだけでも頭が『難しい』と感じてしまう。

文を書く仕事も受けているくせに何を言ってるんだと思う人もいるかもしれないけれど、日本語って実はとても難しい。

小説を書くには、このドリルを全て終えたとしても足りない。

もっといえば、日本語をマスターすることは義務教育のドリルを全部やったとしても難しいんだと思う。

ひとりひとりが一人ひとり、とかね。

 

だからとりあえず、基礎からやろうと思った。

プロット作成と校正もやっていたので、終えたときには深夜三時を過ぎていた。

それから、先日買った文庫本を抱え、寝室へ向かう。

どちらも冒頭を読み、厚さが薄いほうを選んだ。

 

なぜこの二冊を買ったかというと、レビューがよかったから。

作者の本は二冊ほど読んだことがあって、信頼できたから。

映画化やドラマ化もされていたと思う。

 

手に取った薄い本を読み始める。

なんなく読める。

冒頭が素晴らしい。スルッと入ってくる。

 

ただ「してはいけない」と言われたことのある文法が多かった。

もちろんそのことは、自分でも調べ「してはいけない」理由を理解していた。

読書を中断し、発売された日を見る。

一番最近の本だった。

読書に戻る。

 

だが、おもしろい。

文法がやたらとひっかかるが、それは私が知りすぎたせい。

学生の時に読んでいたら、躓かず読めたと思う。

そして、なんでもないただの山場で、私はボロボロに泣いた。

 

私はなにをしているんだろうと思う。

足踏み状態が続く。

 

 

新作の小説を公開して数週間経った。

これが思ったよりも読者がつかない。

いや、もっと詳しく書くと公開初日は「たくさん読んでもらえた」が離れてしまったのだ。

これは紛れもなく、私の実力不足。

いまは努力をどこに向けていいのかわからない。

 

でも、書く気力があるだけマシだ。

書くしかない。書き続けるしか。